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1.LUNA CAILLTE
かつて空を舞っていた天使は、地上に降り注ぐ光に魅せられ、自分の羽を光る蝶の姿に変えた。
だがその光は永遠ではなく、月は砕け、彼女は膝を抱えて虚空に浮かぶしかなくなった。
最後に残ったのは、銀の涙と、誰にも届かない小さな歌だけ…。

簡単に言ってしまえば、蝶に変身して地上に遊びに来てた天使だけど、遊んでる間に天使が住んでいた天界が崩壊して月も地上もなくなりつつあるよって話である。
まぁ、そりゃ泣いちゃうよね。


2.LUNA IMITHE
月はまだそこにあったから、彼女は毎夜何度も呼びかけた。でも返事は一度も返ってこなかった。
月はもういない。
星は冷たい石となって落ち、夜の花は目を閉じ、彼女の声は風に溶けて消えた。

天界へと帰れなくなり、力を維持できなくなった仲間たちは、どんどんと消滅していく。
しかしまだ月は見えているからと希望を持ち、仲間を探しながら歩き続けているものもいた。
歩いても、叫んでも、誰も見当たらない…。


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3.LUNA BRISTE
夜は深く、灯りは消え、心の叫びは砕け落ちてしまう。
それでも彼女は彷徨い続ける。
もう戻る場所も行く場所もないから…。

泣きながら彷徨い続ける子の歌。
そりゃ、膝を抱えて泣いちゃうよね。
誰もいない闇の中にひとりぼっちは気が狂いそう。


      4.LUNA NUA
      ある朝、壊れた光はまだ飛べることに気付き、落ちた涙は肩の上で朝露に変わった。
      もう誰かに救われる必要はない。
      失った月を待つのをやめたとき、彼女は自分で新しい月になった。
      これが最後の逆転。
      次の満月は、彼女自身が灯すであろう。

      ある天使がまだ飛べることに気付いた。
      自分には特別な何かがあると気付いた彼女は新しい天界を創ろうと決心した。
      たとえ自分の身が滅ぼうとも。


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      5.LUNA LANA
      最後に彼女は自分の体を器にして、世界中に散った全ての魂を拾い集め、それらを抱きしめたまま空へ昇り、みんなでひとつになった満ちた月になった。
      今夜の月は、もう彼女だけじゃない。
      君も私も、みんなの欠片が輝いている。

      失われた→ひとつに繋がった
      砕けた→癒された
      ひとりだった→今はみんなと
      ここに……ここにいるよ……


      満ちた月! 満ちた月!
      みんな月の中に入った
      満ちた月! 愛も満ちる!
      怖くないよ、みんなここにいる

      とても喜んでいる歌だったりする。
      成功してハッピーエンド。
      危うく消滅してメリーバッドエンドとかいうやつになりかけて、GPTくんと口論になって時間待ちになったのは驚きだよ…。


      おまけ・使わなかったやつ🦋

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      カテゴリー: NORN

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