ケルト系の曲が好きすぎて、架空言語で曲を作れるかな??って軽いノリではじめたけれど、いざやりはじめたら、GPTくんと喧嘩する毎日。
いい加減すぎるGPTくんに挫けた。

1曲目 黎明の子

光の子と呼ばれる力を持つ青年シリウス。
他の人には見えない不可視の存在が見えて、声が聞こえる。
旅の中で多くの悲しみと希望を見てきた“観測者”。
力は手段で、意志こそが光だと信じている。
普段は光の子だということは人には言わず、ただの旅人として各地を旅している。

GridArt 20251228 180532681


2曲目 精霊の森

シリウスは、「失われた旋律」を探す旅の途中にいた。
道中で彼は、力尽きかけた一体の精霊と出会う。
精霊は、眠りについたまま目覚めない仲間たちを救ってほしいと、か細い声でシリウスに願い出た。
精霊の導きに従い、シリウスはさらに奥へと進んでいく。
たどり着いた先は、命が失われつつある死に行く森だった。
森を蝕む異変から精霊たちを救うため、
シリウスは自らの力を解き放つ。
しかし、その力はまだ完全ではなかった。限界を超えて力を使った結果、シリウスは力尽き、その場に倒れてしまう。

GridArt 20251228 191300580


3曲目 喪失の夜

シリウスは精霊たちを救うため、死に行く森で自分の力を燃やし尽くし、ついに倒れた。
意識が落ちた瞬間、彼は闇の中に“立って”いた。
足元も空も境界がなく、世界は深い霧に沈んでいる。
どこからともなく声がする。
近いのに遠い。届きそうで届かない。

「炎(いのち)よ、消えないで」

霧の奥で必死に呼んでいるのは精霊たちだった。
彼らはシリウスの身体のそばに集まり、消えかけた生命の火を守ろうとしている。
けれど森は死へ向かい、霧は濃くなり、呼ぶ声だけが闇に溶けていく。
シリウスは声の方へ進もうとする。
しかしこの闇では歩いても距離が縮まらない。
身体は戻らず、目覚めない。
ただ、霧の中で繰り返される祈りだけが胸に刺さる。

「炎よ、まだ消えないで」

死に行く森と、戻らない意識。
その狭間で、精霊たちの呼び声だけがシリウスをつなぎ止めていた。

GridArt 20251228 191323567


4曲目 約束の詩

闇の中で意識を失っていたシリウスの前に、一筋の光が現れる。
それは消えかけた命の炎に触れ、終わりの歌を静かに消し、新たな始まりの声を呼び起こした。

霧が晴れていく中で、シリウスは目を覚ます。
その前に立っていたのは、旅の途中で出会い、彼を闇から救い出した精霊だった。
精霊は、シリウスを助けるために力を使い果たし、その代償として羽を失っていた。
それでもれいは微笑み、壊れた羽を広げながら、もう一度、一緒に森を救おうと告げる。
シリウスはその想いに応え、再び力を使って力を解放する。
歌は風に乗り、旋律となって森を巡る。
精霊たちの祈りとともに、枯れていた大地に命が戻っていく。
森が完全に息を吹き返したとき、失われていた羽は光に包まれ、再び精霊の背に生まれた。
傷も痛みも消え、精霊は元気な姿を取り戻す。

役目を終えた森で、シリウスと精霊は穏やかに別れを告げる。
感謝と再会の約束を胸に、シリウスはまた次の地へと旅立っていく。
失われた旋律を探す旅は、こうして続いていく…。

GridArt 20251228 191426310


カテゴリー: NORN

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です